長沼智恵子 前史

長沼智恵子は明治19年(1886)福島県安達郡油井村の酒造り長沼家の長女として生まれる。

明治36年(1903)福島高等女学校を卒業して上京。東京目白の日本女子大学校に入学。

寮生活を送るうちに自由選択科目の授業を通して油絵に興味を持ち、画家になることを決意。卒業後、両親をかろうじて説得し、太平洋洋画研究所に入学し油絵の勉強を始めた。

明治44年(1911)、平塚らいてうの主催する雑誌「青鞜」の表紙を描き、若き女流画家として注目を浴びる。

同年12月、柳八重子の紹介で光太郎のアトリエをはじめて訪れる。

智恵子の人物像

リンク

高村光太郎 朗読 / 智恵子抄
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